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2025年05月18日

GW後半は雪山に籠り4日間 積雪期限定ルート 尾瀬から平ヶ岳へ

5月02日(金)〜5月06日(火)

GWの後半は、山岳会の春山合宿で尾瀬から平ヶ岳へ。このルートはずいぶん前にやっている人の記録を見つけて、いつかやってみたいと思っていたんですよね。何しろ沼田インターの先にあるイメージの尾瀬から小出インターもしくは那須塩原インターから入るイメージの平ヶ岳まで道なきルートを歩いちゃうっていうスゴイルートです。その憧れのルートを歩いてきました。



5月02日(金)

金曜の夜、仕事が終わってから出発。道の駅の軒下で宴会&仮眠とは聞いていたけど、本当にこんなところで寝るんだ。恐るべし山岳会(笑)




5月03日(土)

早朝に起きて戸倉の駐車場に移動。今回は山岳会ならではの共同テント泊です。分担して荷物を持つんですが、会では若手のボクは幕本体の担当。重さはトータル20kg超えでしょうね。



戸倉の駐車場から鳩待峠まではバスもしくは乗り合いタクシーでの移動となりますが、券売機が1台しかないので長蛇の列に。券売機くらいもう1台追加すればいいのに。



ずいぶん並んで待たされたけどようやく鳩待峠に到着。尾瀬には何回も来ているのでおなじみの光景です。



さあ、まずは山の鼻までゆるく下りますよ。下りでスタートって何か変な気分です。



1時間20分ほど下ったところで山の鼻に到着。ここからは猫又川沿いを上流方向に向かいます。



上流部まで来たところで猫又川を渡ります。この時期川は雪の下を流れているのでこんな感じでスノーブリッジになっていてギリギリ渡れます。



こっちのブリッジは崩壊寸前ですね。帰りまでブリッジが無事であることを祈りましょう。



さあ、ブリッジを渡ったら急登の始まりです。尾根上まで一気に登ります。



森林限界を越えました。一気に景色が広がりましたよ。左側のポッコリとしたのが景鶴山ですね。今回登る予定です。右奥に見えているのは百名山の燧ケ岳です。



さあ、お楽しみの尾根歩きになりました。スタートから6時間で小ピークのスズヶ峰山頂に到着。奥には越後の山々が広がっています。



さあランチタイムにしましょう。ランチタイムといっても山岳会って一斉に昼を食べたりしないんですよね。休憩時に各自行動食を口にするって感じです。



さあ、ついに平ヶ岳が見えましたよ。山頂が平らだから平ヶ岳です。まだ遠いなぁ



気持ちの良い稜線歩き。こんな歩きやすい稜線も夏は藪で登山道もないため歩けないんです。これって積雪期限定のルートなんですよ。



景鶴山との分岐、通称ジャンクションピークにとうちゃく。ここでテントを張ることにします。まずはスコップで土木作業。



はい、エスパースの共同テント設営完了です。ボクのソロテントと同じ色なので何となくなじみ深い感じですね。



イス&テーブルも作りましたよ。快適な宴会場です。



さあさあ、お待ちかねのカンパイです。今回は予備日も含めて4日間なので重さを考えて9%のチューハイです。



おつまみは各自持ち寄りってことですが、なんか豪勢ですね。



日が傾くと急に寒くなったのでテントに籠ります。晩御飯はレトルトカレーとサトウのご飯。



朝も早かったので、とっとと就寝。おやすみなさい。




5月04日(日)

晴れていたらテントを張りっぱなしで平ヶ岳・景鶴山を往復するつもりでしたがガスガス真っ白ということで、景鶴山のみ往復することに。



朝食はうどんに駐車場で採ってきたきたフキノトウを入れていただきます。フキノトウ、うどんに入れても香りがいいですね。



大きなザックではなくアタックザックで景鶴に向かいます。



景鶴の山頂が見えましたよ。景鶴ももちろん夏に登山道は無く、積雪期のみ登頂ができる山です。



休憩時に勝手にモグモグタイム。安くてお腹がいっぱいになるデニッシュいただきます。



登山道も無いから勝手に歩いて最後は怖いくらいの斜面を直登。



山頂付近は藪でした。



看板があったので一応自撮りで記念撮影。



本当なら山頂から尾瀬ヶ原の絶景が見られるはずなんですけどね。真っ白なのでとっとと下山します。



帰りは巻き道でテントまで戻ってきました。



本日は日も出ていなくて寒いのでテントの中でカンパイです。



夕食はヤキソバをいただきました。テントも共同ですが夕食・朝食も共同です。


明日は晴れることを祈っておやすみなさい。




5月05日(月)

良かった。お天気回復してくれましたね。今日はメインの平ヶ岳をやりますよ。



朝食は共同で袋麺の味噌ラーメン。



こんな尾根をずーっと歩いて奥に見える平ヶ岳を目指します。



爽快な尾根歩きが続きます。



小ピークの白沢山山頂に到着。待ってろよ平ヶ岳!



尾根をずーっと歩いた先に平ヶ岳。



振り返るとこんな感じ。気持ちの良い尾根が続きます。



さあ、いよいよ最後の登りです。



じゃーん!平ヶ岳山頂に到着しました・



真っ平な山頂です。奥には会津駒ヶ岳が見えています。



風が強い中、みなさんで記念撮影。



さあ、戻りましょうか。



途中でモグモグタイム。最近お気に入りのコロッケパン。



立派な雪壁がありました。何でも2時間半かかったんだとか。ほぼ芸術品です。



テントまで戻ったらテントを撤収。大きなザックを背負ったら帰りますよ。



至仏山が見えました。



さあ、猫又川まで下ります。



ふと気の上を見ると・・・ もしかしてこれは熊棚ですね。熊さんが食事をした跡です。まあ熊さんの領域にわれわれがお邪魔しているわけですからね。



猫又川のほとりでもう一泊することにしました。



ここは川沿いなので水は川から採ります。さすが山岳会、すぐに補助ロープとカラビナが出てきます。



さすがに炭酸系の飲み物は無くなったので、ブランデーの雪割りで乾杯です。



おつまみも残り物しかありませんが、贅沢はいえませんね。



残り野菜の炒め物をいただきます。



夕食も残り物のヤキソバ。


テントに籠ったらやっぱり山の話をしておやすみなさい。




5月06日(火)

さあ、いよいよ帰りです。軒下1泊テントで3泊よく遊んだなぁ
朝食は各自のパンの残りを食べたら出発です。
スノーブリッジはいよいよ崩落寸前ですね。まあ、帰りまでどうにかもってくれて良かった。



帰りも雪原を歩いて・・・



ところどころ尾瀬ヶ原の湿原が顔を出していました。水芭蕉もチラホラ見えますね。



鳩待峠まで戻って今回の合宿終了。念願かなって平ヶ岳まで歩くことが出来ました。バンザ〜イ!



帰り道、温泉に寄って汗を流した後、こんなところに寄り道。なんだなんだと思ったら・・・



クレソンとセリが生えていました。たくさん摘んでお土産に。



ということで、なが〜い春合宿が終了しました。来年はもう一つの念願である白毛門から巻機山をやることが決定。今から楽しみだ。


今回のログです。
  


2025年05月02日

GW前半は、日本最高所の野天風呂本沢温泉テント泊から家に帰省

4月26日(金)~4月29日(火)

2025年のGW前半は、日本最高所の野天風呂に浸かってお山&テント泊、その後実家に帰って兄貴とテニスしたりかる~くお山に登ったりして過ごしました。


4月26日(金)

家を出たのは20時30分。山友さんをピックアップして中央道に乗り双葉のサービスエリアで前泊。おやすみなさい。



4月27日(土)

朝は5時に起床。6時過ぎに八ヶ岳の登山口に到着しました。もう少し雪があるかと思ったんですけど全くありませんね。
しかもGW初日というのに駐車場はガラガラ。今年は日並びが良くないからまだGWって感じじゃないのかもしれません。



準備をしたら、さあ行きますか。今回のザックは17kg。方にずっしりとくる重さです。ゲートの脇からスタートです。



ずーっとなる道だったんですが、しばらく歩くとやっと雪が出てきて一安心。なにしろ雪山やりに来たんですからね。



山友さんとしゃべりながら歩いていると、すぐ近くに動物が!! 熊か!!
と思ったらカモシカさんでした。黒っぽいから一瞬熊かと思うんですよね。脅かすなよ!
じーっとこっちを見て動かないカモシカさんでした。



いよいよ登山道にも雪がで始めました。滑らないようにチェーンアイゼンを装着します。



急登が終わるとミドリ池に出ましたよ。奥に見えるのが硫黄岳。今回はあそこに登ります。



雪が踏まれて固くなったところだけが残り、柔らかい雪が融けたせいで真ん中だけが平均台のように盛り上がった不思議な登山道です。真ん中を外すとズボッと埋まるので注意が必要。



気持ちの良さそうな場所を見つけたのでテントを設営しました。ブナ林で近くにキレイな小川も流れていて絶好の幕営地です。



アタックザックで身軽になり、硫黄岳を目指します。
途中本沢温泉に立ち寄って野天風呂の入浴料1000円をお支払い。帰りに野天風呂に入ってこようという計画です。



目指す硫黄岳が見えました。こっち側から見る硫黄は迫力があってかっこいいんですよね。



野天風呂への分岐付近の雪にチューハイを埋めていきます。帰りは野天風呂に浸かりながらコイツをやっちゃいますヨ!楽しみだ。



登山道から下を見ると、後ほど入る野天風呂が見えました。残念ながら入っていたのはおっさん一人。本当に残念だ。



稜線まで登ったところでランチタイムにします。最近お気に入りのコロッケパンをいただきます。



さあ、最後の急坂を登りますよ。なんか体力落ちてきたんじゃないかな。けっこうヘロヘロです。



途中から雪がまったく無くなりました。さあ、山頂はあそこだぞ!



振り返ると登ってきた稜線の先に東天狗と西天狗。お天気は最高ですね。



左手を見ると爆裂火口の壁。どんだけの爆発だったんでしょうね。



強風が吹いていますが、どうにか山頂に到着。とりあえず記念撮影をします。



奥には横岳・赤岳・阿弥陀岳南八ヶ岳の山々が見えました。かっこいい!



さあ、とっとと帰りましょう。野天風呂が待っていますからね。
下りは12本爪アイゼンを着けましたよ。


さあさあ、野天風呂に到着。混んでいるんじゃないかと心配しましたが、なんと貸切じゃないですか!ラッキー!



風呂に入りながら一杯やっちゃいますよ。これ、やってみたかったんですよね。風呂+酒なんて極楽です。



いやぁウマいなぁ



満足満足の画



ご機嫌に温まったところでテントに戻りましょう。
こんなブナ林の奥に張りました。



夕食は袋麺のヤキソバをいただきます。



ソーセージ&玉子をインして栄養満点。



食後は焼酎&ブランデーをちびちびやりながらテントに籠ります。

お山のランタンはコレ一択でしょう。軽くてコンパクトでソーラー充電なので電池もいりません。明るすぎないのでボクは常夜灯として使っています。朝まで電池は持ちますよ。https://amzn.to/3RIbjxh


眠くなったらおやすみなさい。




4月28日(日)

朝は0度まで冷え込みました。やっぱり雪山ですね。



朝食はカレーメシシリーズの鶏雑炊をいただきます。これ、期待したほどの味じゃないんですよね。もう買わないな。



食事をしたらのんびりと撤収。さあ帰りましょう。帰りはリスさんに会いましたよ。



駐車場に戻ったらゴール!お疲れさまでした。



山友さんとはここでお別れ。駅に送ったら、そのまま実家に帰ります。
おふくろさん、兄貴とお墓参りを済ませたけど夕食にはまだ時間があるな、ということで三人でお出かけすることに。天気も良いし髙ボッチにでも行きますか。ということで1時間ほどかけて髙ボッチの駐車場に到着。駐車場からは北アルプスの大パノラマが見えました。しかし写真じゃ伝わらんな。



駐車場の反対にはこんな階段が。この先に髙ボッチ山の山頂があります。



10分ほど歩いただけで山頂がありました。87歳のおふくろさんんも無事登頂(笑)



山頂からは諏訪湖に南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、富士山も見えました。



こっちに見えるのは鉢伏山ですね。今度帰ったときは鉢伏を登ろうかな。



駐車場に戻ったらプチ登山終了です。



夕食はいつものように焼き肉。おっさん60を過ぎてもまだ肉派です。




4月29日(月)

午前中はいつものように兄貴とテニスの定期戦。今回は6-6 のタイブレークまで持ち込んだけど結局惜敗。う~んおしかったな。

その後は、兄貴と入笠山を登ることに。道路脇から登ります。



山頂までは直登ルート。以前GWに登った時は雪山だったんですが今年はまったく雪がありませんね。雪はたくさん降ったみたいですが、暖かいから融けちゃったんですね。



あっというまに山頂に到着。



山頂からは雄大な八ヶ岳が一望に。



甲斐駒も間近に見えます。



山頂でカップラーの昼飯をいただきます。



あ・・・ いつものことですが箸忘れた。八ヶ岳で洗い物と一緒にしちゃったんだ。まあ、いつものようにその辺の枝でいただきます。



そんなこんなで、いつものように実家で過ごして埼玉に帰ってきました。

そうそう、何か忘れていると思ったんですよね。いつもの実家のお風呂ショット。これを楽しみにしている人もいるんじゃないかと(笑)


これにてGW前半は終了。
さあ、後半も雪山に繰り出しますよ。道なき道を踏破する冒険です。  


Posted by そーしん at 15:25Comments(2)八ヶ岳(硫黄岳)本沢温泉

2025年04月24日

玉淀湖を漕いで河原でキャンプ

4月19日(土)~4月20日(日)

近頃、日に日に暖かくなってきましたね~ そろそろ水辺が気持ちの良い季節の到来です。
といいうことで、久しぶりに玉淀湖を漕いできました。いつものように湖畔?河原?でソロキャンプも楽しみましたよ~



4月19日(土)

お天気も良いということでハンターカブで出撃することに。バイクにパックラフト&キャンプ道具を積むといっぱいいっぱいなんですよね。できるだけミニマムな装備でどうにか積載できました。
10時30分に自宅を出発。玉淀湖のいつもの出艇場所には13時に到着しました。パックラフトに空気を入れたら準備完了です。



この出艇場所、急な斜面の下にあるんですよ。しかも天然の石があるだけなので、乗り沈しそうでいつも冷や冷や。今回もどうにか無事に乗り込むことができました。



さあ、ここは整水を漕ぐだけですからね。普段はあまり漕ぎながら飲まないんですが、今日はプシっといっちゃいますよ。



急ぐ旅でもないのでうろうろしながら漕ぎ進みます。
春ですな。湖畔にはお花も咲いていました。



この湖を漕ぐのも随分久しぶりです。ここは以前クルーザーが吊るしてある保養施設があったところです。建物の感じも変わったし、いつも吠えてた犬もいませんね。おそらくオーナーが変わったんでしょう。
この湖も、岸辺に人の気配がする場所が増えています。前は人気が少なくて良い湖だったんですけど・・・ユートピアは長く続かないものですね。



どんどん上流に向かって漕ぎあがります。わずかに追い風が吹いていて、らくちんらくちん(⌒∇⌒)



もともと川をダムで堰き止めた湖なので上流は川になります。少し流れが出てきましたね。なかなか進まなくなりました。
ちょうどここが、いつも幕営している河原です。随分高台になっちゃいましたね。でも、上段になら張れるかな。



と思って検討している時に対岸を見てビックリ。何もなかった対岸の崖の上にグランピング施設ができてるじゃないですか!これじゃあ丸見えですよ。こんな場所には張れませんね。



こんなこともあるかと思って、手前でもいくつか候補を見つけておいたんですよ。ちょっと戻って候補地としていた場所を見に行きます。
あそこの砂利はどうかな。



上陸してみましょう。奥の方に釣り師が降りてきた痕跡はあるものの、眺めも悪くないですね。他に良さそうな場所も無いので、ここを本日の幕営地といたしましょう。



ということで、ちゃっちゃとテントを設営。今回はダンロップのVL-22にしましたよ。もうシームテープがはがれまくっているので、晴れの日専用テントです。山用なので、コンパクトで軽いのが魅力です。



さあさあ、もう一本プシっといっちゃいましょう。岩に腰かけて一杯やります。岩がいい感じでフラットなのでイスもテーブルもいらない便利な場所です。



川を眺めながらいい感じにまったりとしていると、あっという間に日が傾いてきました。



さあ、夕食にしましょうか。今晩はスキヤキにしましたよ。久しぶりだなぁ やっぱうまい!



さあさあ、とっておきのお酒を飲みましょうかね。
わが家の次男しんちゃんがこの春に無事就職しました。公務員なので15日に初任給が出たんだそうです。なんと!初任給でお酒を買ってきてくれました(ママさんにはゴディバ)。うれしいじゃないですか! 大事にしまっておいてもしょうがないので大好きな河原で、一人しみじみいただきます。
うまいなぁ こんな日が来るとはなぁ 感慨もひとしおです。



しんちゃん、お酒とこんなおつまみもくれましたよ! 気が利くな(笑)



しみじみと幸せな気分をかみしめながら、河原の夜は更けていきました。

ソロキャンプのランタンはいつものRIBUランタンです。これ1本で必要十分な明るさです。三脚や傘もついて本家ゴールゼロの約半分https://amzn.to/4jkq2uh


おやすみなさい



4月20日(日)

朝食はスキヤキの残りに冷凍ご飯と玉子を入れておじや風に。



食後は紅茶なんてシャレたものをいただいてみましたよ。



この岩高さがあってなかなか眺めがいいな。でもこの場所、悪くないんだけど釣り師と鉢合わせしたらいやだな。



さあ、帰りますしょうか。



今まで気が付かなかったけど、途中に小さな滝がありました。匂いも無いから生活排水じゃなくて小川が流れ込んでいるようです。



朝は凪で川面に景色が映って神秘的な光景が広がります。



久しぶりにジャングルクルーズも漕いでみましょうか。流れ込みの奥に行ってみます。ここももっと鬱蒼としていてジャングルみたいだったんですが、随分すっきりしちゃいましたね。



こりゃジャングルとは呼ばないな。



ということで出艇場所に戻ってきました。やっぱり上陸も冷や冷やものでしたが、どうにか無事上陸して撤収完了。お疲れさまでした~


何回もやってきたこの遊びだけど、お気に入りの幕営地も張れなくなっちゃったし、もう来ないかな。
また新しいユートピアを探さなくちゃな。
  


Posted by そーしん at 16:58Comments(4)玉淀湖畔

2025年04月17日

スノーシューで三本槍岳散歩&テン泊

4月12日(土)~4月13日(日)

今週は山!
いつもの山友まさ☆さんとゆる~い雪山テン泊やろうって言ってたんだけど、なんと!まさ☆さんから前日に、体調不良でキャンセルの連絡が。まあ、しゃあないですね。一人で行きますかってことで、一人で三本槍岳をスノーシューハイキング&テン泊してきました。


4月12日(土)

今回はゆる~いお山ですからね。当日の朝5時30分に自宅を出発。節約のため宇都宮まで4号を走って、ちょろっと高速に乗りました。那須IC降りて走っていると那須岳が見えてきましたよ。さすが4月になると真っ白ではないんですね。
道にもまったく雪無いし。もっともタイヤもノーマルに替えちゃったから雪があったら困るんですけど。



9時に北温泉の駐車場に到着。天気が良い割には車が少ないですね。



準備をしたら、さあ行きますか。今回のザックは19kg。スノーシューがあるだけになかなかの重さです。



まずは北温泉まで舗装路を下ります。いきなり雪ありますね。滑らないように慎重に下ります。



ほどなく北温泉に到着。ここには何回も来てるけど温泉には一度も入ったことないんですよね。テルマエロマエの撮影にも使われたというレトロないい温泉みたいなんですけどね。



いつものように温泉の脇を通っていると地面には・・・フキノトウですね。そこここにいっぱい。少し大きくなりすぎてます。ここら辺の人は採ったりしないのかな。ボクも先日の雪上講習でたっぷりお土産にもらったから今回はスルーします。



さあ、登山道が始まりますよ・・・と思ったら雪無いじゃん!完全に夏道です。



ヤバいな。もしかして雪山シーズン終わっちゃったのかな。気をもみながら登っていると、尾根まで出たところにやっと雪が出てきました。



しばらく登っていると、どんどん雪がた増えてきましたよ。一安心。もしかしたら山頂までアイゼン履かずに行けちゃうのかと心配しましたよ。



急に開けたと思ったら眺めの良い場所に出ました。こんなところあったけな?記憶にないな。と思ったら、元マウントジーンズスキー場のゲレンデトップでした。何年か前に廃業したとは聞いていたけど、きれいに建物まで無くなっていたんですね。
眺めもいいし、ここを本日の幕営地にしちゃおうかな。



ということで、大きなザックを木の陰にデポしてスノーシュー&小さなザックで山頂に向かうことにしました。



この登山ルートは広い尾根道のゆるーい登りを気持ちよくお散歩できるんですよね。お気に入りのルートです。



しばらく行くと、左側に前回、前々回に幕営したポイントがありました。ここもやっぱりいい感じです。1日目と2日目の歩く時間のバランスはこっちがいいかな。



さあ、森林限界を越えましたよ。眺めがさらに良くなりました。まずは正面の小ピークを目指します。



斜面が急になってきました。ヒールリフターを使います。簡単な構造ですがこれがあると随分楽に坂を登れるんです。

ボクのスノーシューはTSLというフランスメーカのもの。ひょうたん型の変わった形状ですが歩きやすくてオススメですよ。お値段はこちらからhttps://amzn.to/42NwPH2


振り返ると歩いてきた尾根が一望できました。やっぱり広くて気持ちの良い尾根です。



下から見えた小ピークを越えると、いよいよ三本槍岳が見えました。三本槍なんていうとギザギザの尖った山をイメージしますが、お団子状の丸い山頂なんですよね。何でも三国の境でどうしたらこうしたらといういわれがあったようななかったような(笑)



さあ、最後の急登です。



急登を登りきると山頂はすぐそこ。



はい、山頂に到着です。なぜか山頂部分だけ雪がありませんでした。風で飛ばされちゃったのかな。



一応、看板で記念撮影。



山頂の奥にはずーっと向こうまで続く稜線が。いつかこの稜線歩いてみたいなぁ



さあ、戻りましょうか。清水平は山頂直下なのに不思議と平らな雪原です。気持ちの良いお散歩ルートです。



尾根を辿って幕営地まで戻って気ました。さあ、土木作業ですね。同時にビールも冷やしておきます。



雑な性格なので、10分ほどで土木作業終了。まあこんなもんでいいでしょ。



ちゃっちゃと幕営完了。今回もエスパースソロにしました。山岳会には人気の信頼のブランドです。

エスパースは山岳会の人たちか圧倒的に信頼されるブランドです。外国製の幕やモンベルとは国内で築き上げた歴史が違いますからね。お値段はこんな感じhttps://amzn.to/3GcgRxu


ちょっと雲が出てきましたが、眺めはまずまず。



さあさあ一杯やりましょう。雪山だとあんんまり冷やさなくてもいいんですが、さすがにこの時期になるとキンキンに冷やした方が旨いですからね。



こんな眺めを見ながら至福のひと時です。



つまみは冷蔵庫からお肉をもって来ました。焼き肉のたれを絡めるだけですが、うまい!やっぱお山では肉が一番だよな。



テーブル代わりは百均のまな板1枚。でもこれけっこうツルツル滑るんですよ。案外ベニヤ板が一番優秀かも。



雪山といってももう春、焼酎もオンザロックならぬ雪割りでいただきます。



山が夕日に赤く染まる瞬間が見たかったんですが、曇ってしまい残念ながら見られず。そのまま暗くなり夜になっちゃいました。



ちなみに山での明かりはいつものキャリー・ザ・サン。電波も届かないのでテントでチビチビやったらおやすみなさい。


キャリー・ザ・サンはソーラーランタンなので、充電も電池もいりません。電池が無いのでフラットに折りたためるし重さもほとんど無いという優れものです。購入はアマゾンさんでhttps://amzn.to/42egD1j



4月13日(日)

雪山とはいえ春ですね。この時間でも3度あります。



朝食はカレーメシシリーズの鶏雑炊をいただきます。カップからジップロックに移せばスペースも取りません。



お湯を入れて5分で完成です。まあ、うまいっちゃうまいかな。



朝日に染まる稜線も期待していたんですが、残念ながら視界はありません。



本日はオア即なると天気も崩れる予報だからさっさと帰りましょう。ちゃっちゃと撤収完了。



あっという間に駐車場まで戻ってきました。


ということで、今回のゆる雪山テン泊終了です。
最近ハードなのが多くなってきたけど基本的にこういうの好きなんだよな。
ゆるテン泊、またやろう。  


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